毎年この時期になると想い起こす和歌があります。
サツキ待つ 花タチバナの香をかげば 昔のヒトの 袖の香ぞする
(古今和歌集/伊勢物語)
タチバナ(橘)は日本固有の柑橘類、小さな蜜柑です。アマテルカミ(上代8代天皇陛下)も橘がお好きで匂い袋を身に付けていたようです。
私(タケタロウ)は前職で岡山にいた頃に、橘の香りを嗅ぐためだけに、輪行して電車で高知までいきました。芳醇で爽やかで一度嗅いだら忘れられないくらい本当によい香りでした。
ちなみに先月、畑横の斜面に不知火(デコポン)の苗木を植えました〜
さて、4月下旬〜5月上旬の畑の様子です。
早速参りましょう!
まずは玉ねぎさん
黒マルチをすれば大きく育つ上に、草も抑えられるので殆どの農家さんは使用していますが、私たちは山の土を敷き(腐葉土マルチ)育てました。草管理など少し手間がかかりますが土にとっては良いかな〜と思うので、黒マルチ不使用にもこだわりたいです。
そうそうそう、ジャーン!
ももタケ自然農縁のユニフォーム(夏用)を新調しました!
メッシュ素材で通気性がよく、デザインも気に入っています。友人に聞いてワークマン女子で購入しました。
フードもメッシュになっていて被るとフルフェイス覆われて蚊の猛襲から身を守ってくれます。
ラベンダー(上)、矢車草(下)。菜花や春菊などの野菜の花や草花が増えてきました〜
農薬や殺虫剤などの影響で減少しているというニホンミツバチたちがブンブン飛び交っています。
春先に笹で蜂宿を作って朽ちた栗の木の下に設置していますがまだ入ってません。
カブや菜葉類などのアブラナ科野菜の種も充実してきました。種採り用ですが、初めての菜種油づくりに挑戦します。
「自然農でホウレンソウができたら一人前の自然農家」と聞いて心が燃えている私。立派に育ってくれています。
ホウレンソウはPH(水素イオン指数)が6.5以上必要といわれていますが、全く気にしていません。なぜなら、自然農の土は作物の必要なPHに自律調整されるからです。←どこにも書いてなくて、あくまで自論ですが確信しています(笑)
大好きな菊芋〜今年もやります!どんどん増えていくよ〜
最後はみんな大好きイチゴさん🍓
植物ホルモンと重力の相互作用で垂直に立っています。ジャンボニンニクとの相性抜群なことがわかりました〜ランナーぐいぐい伸ばしてくれてますので、ここの畝はイチゴ専用畝にする予定です。さらにジャンボニンニクのお陰でカラスなどの鳥が離着陸できないようで、小動物もニンニク効果で近寄れないのか熟しても食べられてなく収穫できました〜甘すぎず、酸味とのバランスが最高でした。
以上、相変わらず鍬一本で畝をたてているタケタロウでした〜
では!また会う日まで〜♪